G100が発表された時、一度だけ量販店で触ったことがある。ただ、Vlogカメラと言うコンセプトから、購入意欲はなかった。スペックも調べたことはなかった。今年になって、静止画用に使っている人が結構いる事を知り不思議に思っていた。そこで、いろいろ調べてみると、通常カメラと同じ静止画撮影の能力を備えている事を知った。
Vlogカメラと言う名前から、動画撮影に特化していて静止画のいろいろな機能は省略されていると思っていた。ところが、調べてみると通常カメラの静止画機能はそのままに、動画用の幾つかの機能を強化したカメラだった。よって、巷では小型静止画カメラを開発していて、途中でVlogカメラに方向転換したのではないかと言われている。
例えば、カメラ内RAW現像、写真用のAF追随感度調整、星空AF、ライブビューコンポジット、電子シャッターAFC
10枚/秒連写、4K比較明合成、4K軌跡合成などが搭載されているのである。これに、他社のVlogカメラにはない、大き目のファインダーが搭載されているのだから、静止画カメラとして十分に使えるのだ。
私の様に、これで野鳥の動画を撮ろうとする者には、FHDで2.7倍になるEXテレコンは有難い。「G
X VARIO PZ
45-175mm/F4.0-5.6」の小型レンズで焦点距離900mm以上で撮影出来る。また、4K/30Pでも手ブレ補正を強にすれば、同じレンズで620mmで撮影出来るのだ。批判の多い手ブレ補正時の高いクロップ率だが、野鳥動画を撮るには有難い。ひょっとしてLUMIXの担当者は、このためにファインダーを大きくしたのだろうか。LUMIX
G100は、不思議なカメラである。
今日の静止画も、多摩川の河川敷で撮影した飛び立つツバメ。6Kプリ連写で撮ったものである。
動画は、昨日YouTubeにアップしたもので、ツバメの飛びものをスライドショーにし、また、スライドショーの後に、ツバメ撮影のコツについて紹介したものである。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:2000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 PRO 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC G9 PROほか 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3ほか |
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