ここ数年のカメラの進化はかなり鈍い。かつて、1000万画素くらいの時代には、ほぼ毎年新機種が出たものだが、今は忘れたころに後継機が出る。G9 PROは、発売から3年半以上経過しているが、全くウワサが出てこない。センサーそのもが進化の頭打ち状態なのだろうか。
以前は、高画素化が進化の道筋のように思えたものだが、今や高画素化の弊害が頭に浮かぶ。単純な高画素化は誰も歓迎しない。進化の方向が見つからない状況にあると思う。高速読み出しセンサーによるグローバルシャッターが一つの方向性だろうか。産業用センサーでは実現化されつつあるので、一般カメラに搭載される日もそう遠くないと思う。
グローバルシャッターになれば、メカシャッターは要らなくなるのか。一般には、要らなくなると思われているものの、シャッターの感触が欲しいユーザーは、メカシャッターを好むと思う。単純にはなくならないかもしれない。
もう一つの進化の軸として動画撮影能力がある。高級機では、これが競われているが、動画のスペックは単純ではないので解りずらい。単純に見るなら、連続撮影時間の優秀なボディは信頼できるのではないだろうか。
今日の静止画は、冒頭を含む3枚とも多摩川で撮影したコサギ。コサギは、サギ類の中で一番小型。そして、数は一番多いだろう。色が白なので、大きく見えることがあるが、近くから見ると、予想以上に小さい。なかなか愛嬌がある。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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