オリンピック開催は決まったものの、ほとんどが無観客での実施となった。日本の今の脆弱な医療体制では、増えるコロナ患者の面倒を見切れないので仕方ない。それに比べると何ともうらやましいのがイギリスだ。毎日数万人規模で感染者が出ているのに、ウィンブルドンテニスの決勝が近づき、満員の観客を入れてやっている。
イギリスは、日本よりワクチン接種が進んでいるとはいえ、人口は日本の半分。7月8日には、約31,000人の感染者が出ているのに、ウィンブルドンテニスは満員でやっているのだ。それだけ、コロナ患者のベット数や医療スタッフが充実しているのである。
世界に誇る日本の医療だと、どこかの医者が言っていたが、全くのごまかしである。せいぜい保険制度くらいは、優位にあるのかもしれないが、いざと言う時、どうしようもない構造になっているだ。民間の小規模な個人病院が乱立していて、大病院が少ない現状は、感染症が広がるような国難には太刀打ちできないのである。
与党、野党を問わず医師会も含めて、こうした医療体制を作ってきたことを大いに反省して欲しい。無観客のオリンピック開催は、コロナ感染を防ぐ手立てではあるが、世界に向けて脆弱な日本の医療体制を露呈させている事を、知るべきである。与党にも野党にも、医師会にも、それを恥じる態度が見えないのは、更に嘆かわしい。
今日の静止画は、ボケテストを兼ねてLUMIX G 25mm/F1.7で撮ったもの。このレンズは、フォトコンの賞品でもらったGF90に付属していたものである。まだ数回しか使っていないが、なかなかいいレンズだ。F1.7のボケは、とても美しい。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:25mm(35mm換算50mm) シャッターS:1/1600 F値:1.7 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G 25mm/F1.7 |
『撮影DATA』 焦点距離:25mm(35mm換算50mm) シャッターS:1/1000 F値:1.7 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G 25mm/F1.7 |
0 件のコメント:
コメントを投稿