2019年3月11日月曜日

LUMIX Sシリーズのレンズ


LUMIX Sシリーズのレンズは、S PROレンズとSレンズの2系統に分かれる。S PROレンズの方は、ライカの承認を受けたレンズである。マイクロ4/3のライカ承認レンズには、ライカ名が付いているが、フルサイズLマウントでは、本家のライカレンズがあるので、名前は付かない。


その代わり、S PROの名が付くというわけだ。今回発表された3本のレンズの内、S PROレンズは、50mm/F1.4と70-200mm/F4の2本である。では、名の付かないSレンズは、24-105mm/F4.なのだが、何か劣るレンズなのかというと、そうではない。LUMIXとして、しっかりした基準で作っているので、性能に間違はない。レンズのロードマップ(冒頭画像)を見ると、24-70mm/F2.8があるので、これにS PROの名前が付くのではないかと思われる。

CP+の会場で、3本のレンズに触ったが、どれも素晴らしい出来映えだった。しっかりした作り込みがされていて、使ってみたいと思わせる感触であった。カタログを見ると、3本共に、パナソニックが誇るガラスの非球面レンズが使われている。また、防塵・防滴仕様は当然として、耐低温仕様(-10度作動)なのである。なお、24-105mm/F4だけ、汚れの付着を防ぐフッ素コーティングがされている。


アップ写真は、多摩川べりで撮影したカワラヒワの群れ。カワラヒワは、秋から冬になると群れで生活する習性があり、公園や河川敷で目に付く。近づくと逃げるので、やや遠目から群れとして撮ったものである。

右側の夕陽は、かなり強烈な逆光で撮っている。DC G9だからこそ、NDフイルターなしで、ISO100、F13.0にして1/25000秒という超高速で撮れたものである。ミラーレス機はこう言う場合でも撮影しやすい。一眼レフで太陽を覗くのは、失明の危険があるのでやってはいけない。

(画像はクリックで拡大)


『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:236mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/25000
F値:13.0
ISO:100
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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