2019年3月7日木曜日

LUMIX Sシリーズへの期待 その2


LUMIX Sシリーズのセンサーには、どういう技術が使われているのか、大いに気になる。CP+の会場で頂いたSシリーズのパンフレットを見ると、そこにS1Rのセンサー構造の説明があった(冒頭画像参照)。この図を見ると、裏面照射型ではないが、集光効率を高める工夫がされているのである。


裏面照射型と言えば、ソニーのセンサーが頭に浮かぶ。パンフの説明を読むと、それとは異なり従来タイプのセンサー構造に近いようだ。パンフには、集光効率を高める独自の画素構造だとある。配線層に特殊な素材を使い、光導波路を作ってフォトダイオードへ光を導くのだという。また、マイクロレンズに非球面形状のレンズを使うことで、斜めからの光でも効率的に集光し、色再現性や高感度を実現したとある。

非球面レンズといえば、パナソニックの得意技術。この技術を、センサー構造に採用したということだろう。なお、こうした構造はS1Rのセンサーだけのようだが、S1の方は画素数が少ないので、充分な性能が得られるのだろう。

CP+の会場でパナソニックの担当者の方は、S1Rの方が6400、S1の方が12800までは、充分に実用できる感度だと言っていた。β機のサンプル画像では、もっと上の感度でも使えそうに思えるものもある。Ver1.0の完成品での撮影画像を早く見てみたいものだ。期待が膨らむ。


アップ写真は、CP+からの帰り道に撮ったスナップ。街並みが整然としているので、何処の場所でも撮りやすい。形を整えやすいので、気軽にシャッターが切れる。反面、固いイメージの絵になるが、いろいろ探索しながら撮ってみたい街である。

(画像はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:20mm(35mm換算40mm)
シャッターS:1/200
F値:4.2
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:13mm(35mm換算26mm)
シャッターS:1/100
F値:4.2
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6

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