写真とは、ある空間を一瞬にして、カメラという機械によって写したものだと思う。時には、この写真に奥深さや感動を覚える事があるから不思議だ。カメラ雑誌や各所の投稿サイトの作品を見ると、写されたものの奥深さやタイトルと一体になった表現に引込まれることも多い。
写真は、美しい!綺麗!と言う事が大きな価値基準ではあるが、それだけではない。絶妙なタイトルや写真から滲み出てくる情感や物語性が人の心を打つ。
鑑賞される所は、絵画に似ている。絵画と一番異なる所は、作成時間だろう。絵画は、画家が丹念に時間を掛けて描く。写真は、カメラマンがシャッターを押し、一瞬にして写す。シャッタースピードは、秒以下の事が多いので、眼前の一瞬を表現する事が多い。
デジカメにハマって十数年。まだ写真についてよく判っていない。写真のもつ不思議さに驚きつつ、もう少し極めたいものだ。
アップ写真は、あえて桜の枝越しに撮ったカモ。単純に被写体をそのまま撮るより、枝を入れる事で味わいが出ると思う。
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『撮影DATA』 焦点距離:100mm(35mm換算200mm) シャッターS:1/250 F値:8.0 ISO:3200 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:100mm(35mm換算200mm) シャッターS:1/250 F値:4.0 ISO:320 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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