デジタル写真は、RAW現像できる事が大きなメリットである。RAWで撮っておくと、少々の失敗はかなり救出できる。ところが、1枚当たりの容量が大きいので、保存が厄介である。デジカメを始めて、RAW現像を少し覚えた頃は、すべてRAWだけで撮り、現像していた事もある。
その内、徐々に面倒になり、ソフトによってはJPEGでもかなり調整が出来るので、一気にJPEG撮り中心になっていた。ただどうしてもJPEGでは限界もあって、RAW現像してみると、その効果を再び知ることになりつつある。
特に、いま盛りの紅葉を撮るには、RAW現像の方がよい事が多い。肉眼で見たモミジの色合いを、JPEGだけで出すのはなかなか難しい。カメラのフォトスタイルのパラメーターを調整しても、かえって面倒な事もある。なかなか思いどおりの色にならないのだ。やはり、RAW現像の方が自由度が高いと思う。
ただし、連写の多い野鳥の飛翔シーンを撮りは、JPEGだけの方がよい。連写にRAWを入れると、バッファメモリの消費が早いので、連写枚数が制限されるからである。
アップ写真は、JPEG+RAWで撮ったもので、左側はJPEG撮って出し、右側はRAW現像したものである。RAW現像の方は、少し派手な赤色になるようにしたものである。色合いには、それぞれ好みがあるので、一概にRAW現像の方がよいとは言えないが、一般的には右側の方を評価すると思う。
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『撮影DATA』 焦点距離:8.5mm(35mm換算17.0mm) シャッターS:1/125 F値:11.0 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GX8 使用レンズ:PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT |
『撮影DATA』 焦点距離:8.5mm(35mm換算17.0mm) シャッターS:1/125 F値:11.0 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GX8 使用レンズ:PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT |
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