コンパクトカメラには、高級コンデジと言われるジャンルもある。スマホカメラが台頭する前は、コンデジのセンサーは概ね小さいものだった。それが、スマホカメラには搭載できない大きなセンサーを載せ、シェアー防衛を図ったのが高級コンデジと言えるだろう。
私見だが、概ね1型(13.2×8.8mm)以上のセンサーを載せたものは、高級コンデジと言えると思う。各社から発売されていて、今やコンデジの主流になりつつある。なんと、ライカとソニーからは、35mmフルサイズセンサーを搭載した機種も発売されているのだ。
なぜ、高級コンデジに需要があるのかと言えば、やはり写りである。ボディとレンズが固定されることにより、明るいレンズを使って、写りを最適化できるのである。また、レンズ交換式のように、マウントが要らないので小型化を実現できるのだ。下手なレンズを装着した一眼より、よっぽど写りがいいとも言える。
コンデジは、スマホカメラに押されつつも、センサーサイズ毎の利点を活かしたカメラを開発すれば、十分に対抗できると思う。コンデジの新たな発展に期待したい。
アップ写真は、高級コンデジのLUMIX DMC LX9とFUJIFILM X100Tで撮ったもの。左側がLX9で、右側がX100Tで撮ったものである。LX9は、コンパクトでかつ写りと機能性を気に入っている。X100Tは、レトロなデザインに惚れて買ったものである。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:8.8mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/60 F値:2.8 ISO:800 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-LX9 |
『撮影DATA』
焦点距離:23mm(35mm換算35mm)
シャッターS:1/550
F値:2.8
ISO:400
露出プログラム:絞り優先
使用カメラ:FUJIFILM X100T
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