2018年11月23日金曜日

キヤノンはなぜ売れるのか?その2


ムクドリの群れの写真

レンズ交換式カメラのマウントは、簡単には変えられない。よって、一度そのマウントを使うと、長くそのユーザーになる。キヤノンの場合、歴史も長いのでそうしたユーザーを沢山抱えていると言える。私もその一人で、カメラ本体はすでにないものの、EFレンズを数本所有している。


10月に発売されたフルサイズミラーレスのEOS Rは、カメラ本体のスペックに驚くものはないが、EFレンズ用のアダプターが素晴らしい。4種類も発売されていて、特にフィルター内蔵タイプは、目から鱗が落ちる素晴らしい発想だ。EFレンズ所有者の心をくすぐるものである。

スペックでは、非常に割り切った拘らないカメラを造るキヤノンだが、ユーザーを的確に捉えているからとも言えよう。ユーザーが今何を求めているのかを調べ、それ以上のスペックは搭載しないようにしているようだ。4K動画搭載も遅かったが、仕様的にもかなり割り切っている。技術の小出し、出し惜しみのキヤノンと言われるところである。

何処かでキヤノンの市場を奪うような事が起きれば、本気のキヤノンが見られるかも知れない。期待は、これけらフルサイズに参入するLマウントのパナソニックとシグマだろうか。少しキヤノン帝国が慌てる姿を見たい気がする。


アップ写真はオナガとエナガ。左側がオナガで、右側はエナガである。どちらも尾が長い鳥だが全く違う種類である。オナガは、かなり大きな鳥でエナガの何倍も大きい。エナガの方は小さくて可愛い小鳥である。オナガの名は、尾が長いことから付いた名前のように思える。一方、エナガは姿形から柄の長い柄杓(ひしゃく)に似ているからではないかと言われている。

(写真はクリックで拡大)

枝先に止るオナガの写真
枝に止るエナガの写真
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:320
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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