発表段階とは言え、これでソニー、ニコン、キヤノン3社のフルサイズミラーレスが揃った。AF追随連写のスペックを見ると、やはりソニーは強い。α7ⅢのAF追随連写はメカで10枚/秒だし、α9は電子で20枚/秒なのである。ニコン、キヤノンとも約5枚/秒程度なので圧倒している。センサー開発で先頭を走るソニーの強さが見える。
原因は、ミラーレス用のAFの限界か、センサーの限界なのかよくわからない。ただ、ニコン、キヤノンには、14枚/秒を誇る一眼レフ機があるので、AF追随連写の枚数など、気にしないで開発したとも言える。
ここで気になるのが、9月25日に発表がウワサされるパナソニックのフルサイズミラーレスである。果たしてこの能力や如何に? 一部でウワサされる有機センサーなら、どのメーカーにも負けないものだと想像出来る。しかし、いきなりフルサイズで有機センサーが実用化出来るものなのか疑問が残る。
一方、マウントがウワサのとおり独自のものなら、相当自信のあるセンサーを開発していなければ、フルサイズ機を造る事にはならないとも言える。スーパーなセンサーが開発できたからこそ、フルサイズ機に挑戦するのだと思えるのである。発表を期待して待ちたい。
アップ写真の左側は、夕焼けの富士山を背に、照明を付けた電車が走る様を撮ったもの。右側は手前の線路は省いて、夕焼けの富士山だけを撮ったものである。右側は、ISO8000なので4/3だとちょっと厳しいシーン。原画像を100%で見ると、やはり画質は今一歩である。こう言うシーンなら、フルサイズ機の出番と言えるだろう。
(アップ写真はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:78mm(35mm換算156mm) シャッターS:1/100 F値:8.0 ISO:8000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:150mm(35mm換算300mm) シャッターS:1/160 F値:8.0 ISO:2500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 |
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