現在のミラーレス一眼のAFは、像面位相差が主流。ただ1社パナソニックだけが、異なるAFを使っている。いわゆる空間認識AF(DFD)+コントラストAFである。一部のプロやユーザーからは、像面位相差を採用すべきと、いろいろ言われてきたが、これを譲らず貫いてきた。
確かに、1社で技術を極めるというのは、個人的にもあまり賛成しない。上手くいけばいいが、客観性が失われ、見返すことがなくなり、ドツボにハマることがあるからだ。パナソニックのプラズマテレビ、ソニーのメモリースティックなど、固執したが故に失敗に終わった反面教師は沢山ある。
LUMIX機を使っていて、空間認識AF+コントラストAFは悪くはないと思う。ただし、キヤノンのAFに比べると、ずば抜けてよいとは思わない。めったに起らないが、逆光や特殊なシーンで迷うことがあり、一度迷うとMFにするしかなくなる。
43rumorsには、パナソニックはこのAFに人工知能(AI)を入れDFD2にするとあった。信憑性の高い情報のようであり、発表予定のフルサイズミラーレスにも採用するのではないかと推測されている。AIと言えば格好よく聞こえるものの、基本的にはデーターの蓄積による解析に基づくものである。素人ながら、AIでAFが上手くいくのかどうか不安に思う。
アップ写真の左側はシジミチョウ、右側はカワトンボ。公園に行くと、猛暑の夏が終わり、やっと昆虫にも気持ちのいい季節が来たのだろう、嬉しそうに飛び回っていた。ただし、秋の次は冬である。昆虫にとって秋は、つかの間の季節。精一杯、生きてほしいものだ。
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『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/320 F値:6.3 ISO:320 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/340 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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