カシオ計算機が5月9日、デジタルカメラ事業から撤退を表明した。カメラ好きとしては、残念としか言いようがない。
カシオこそ、1995年にQV-10と言う液晶モニターを搭載したデジタルカメラを世界で初めてつくった会社なのだが、スマホカメラの波に飲まれたと言うことだろう。
2006年に、PanasonicやSONYが一眼市場に参入した際、カシオも参入するかと思っていたが、参入することはなかった。また、2008年から始まったミラーレス一眼へこそ参入するのか、と期待したものの、結局コンパクトデジカメの枠から出ることはなかった。
カシオがもし一眼市場へ参入していれば、スマホの圧力を回避し、カメラ事業は続いた可能性はある。QV-10というコンデジを世界で初めて作ったのでその自負が、一眼への参入を妨げたのだろうか。
最近ではスマホカメラ愛好者も、よりよい写真を撮りたいという欲求から、ミラーレス一眼を使う人が増えているという。直ぐにとは言わないが、いずれカシオには復活して欲しい。出来れば、コンデジに拘ることなく新しいチャンレンジをして欲しいと思う。
アップ写真は、アオサギの着水シーン。一見すると、モノクロに見えるが、陽当たりが悪く色合いが出ていないだけで、カラーである。後から捉えたアオサギの体勢が面白いので、アップしてみた。
(アップ写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/2000 F値:8.0 ISO:250 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/2000 F値:8.0 ISO:200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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