カメラユーザーは何を求めているだろうか？

YouTubeへ、カメラネタや野鳥撮影関係の動画をアップしているが、盛況なわけではない。そんな中、7月初旬と8月初旬にLUMIX FZ85D関係の動画をアップした所、私の予想を超えた視聴がされている。7月のものは1万回を超え、8月のものも4千回を超えている。私のチャンネルで、1万回を超えるものは数えるほどしかない。これはいったい、何を意味しているのだろうか？FZ85Dに興味があると言う以外に、何か意味がありそうに思う。

FZ85Dは、レンズ一体型の便利な望遠ズーム機。よって、少々ボディは大きくなるが、日常の撮影から、花や昆虫、野鳥撮影までオールマイティにこなせるカメラである。それでいて、価格は6万円くらいなので、その気になれば多くの人にとって買えるカメラである。

この事から言えるのは、カメラの購入を考えている多くのユーザーは、便利でオールマイティに使える手頃な価格のカメラを求めていると言えよう。ある意味当たり前のことではあるが、カメラメーカーの多くは、この分野からかなり手を引いている。

メーカーは、なぜレンズ一体型の望遠ズーム機を発売しないのか？その理由は簡単で、一眼カメラの市場を圧迫するからである。また、一眼カメラは、ボディだけでなくレンズも売れるので一石二丁なのだと思う。ただし、レンズ一体型の望遠ズーム機は、一眼カメラへの橋渡し役を担っている（私はその橋を渡った）。また、新しいユーザーを掘り起こしていると思う。カメラメーカーには、レンズ一体型の望遠ズーム機の役割りへ目を向け、ぜひ新機種を投入して欲しいものだ。

【今日の動画】

今日の動画は、8月初旬にアップしたもの。家電量販店で、実際にFZ85Dを手に取り、操作した感想をまとめたものである。

『撮影DATA』

焦点距離：各々
シャッターS：各々
F値：各々
ISO：各々
露出プログラム：各々

使用カメラ：LUMIX DC G100ほか

使用レンズ：LEICA 9mm/F1.7ほか