2024年9月8日日曜日

マイクロフォーサーズ:センサー規格の見直しが必要では その2


現段階で8K動画については、懐疑的な意見がいろいろ出ている。8K動画は、やはり大型モニターでないとその良さが解らないと言うもの。よって、一般家庭でそんな大型モニターは設置できないので、4Kで十分と言う意見である。大いに正論なのだが、それだけで8Kが否定できるわけではない。


今の動画の主流は、オーバーサンプリングと言う手法。撮影はセンサー全域で撮り、出力で4Kにすると言う方法である。現時点では、6kで撮影し4K出力のようなものが多い。これから徐々に8K搭載機が増えてくると、8Kで撮り4K化する方法が主流になる気がする。マイクロフォーサーズでも、そういう要求が出てくる可能性があるのではないだろうか。

現行のマイクロフォーサーズで、8Kは途方もない画素数なので必要性を感じない。しかし、周辺が8Kだらけになると、無視できなくなるのではないかと思う。昨日書いたように16:9で8K3300万画素を実現するのは、そんなに難しくない。計算してみると、GH7やG9M2の2500万画素センサーの横幅を広げて16:9にすれば、そのまま実現できる。

4:3のままで、内部に16:9で3300万画素をとると、4400万画素くら必要になる。ちょっと現実味が無くなる。現在の動画のアスペクト比16:9に拘ると、そんな風になる。時代の要求は、常に変化するので安易なことは言えないが、規格の見直しも一つの手法ではないかと思う。


【今日の写真】
今日の写真は、飛びたったカルガモの一群を撮ったもの。カルガモは、池に浮かんでいる姿からは想像できない程、高速で飛ぶ。それでも、直線的に飛ぶので撮影しやすい。



『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:320
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3II

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