APS-Cやフルサイズに比べ、マイクロフォーサーズには入門機、中級機が不足している。シェアーが取れない原因のひとつは、そこにあると思う。入門機、中級機が全くないわけではないが、新しい位相差AFや自動認識(被写体検出)が登載されていないのだ。
高価な上級機の方は利益率が高いので優先し、入門機、中級機の方は後回しなのだろう。しかし、それではシェアーは先細りしてしまう。マイクロフォーサーズの良さを周知するには、位相差AFや自動認識(被写体検出)を下位機種にも積極的に載せるべきだと思う。
特に、自動認識(被写体検出)は、初心者が使う方が圧倒的にその効果が大きい。そして、それを使う事で、カメラの素晴らしさを理解できる。上級者の中には、自分で撮った感じがしないので、自動認識(被写体検出)を不用、邪魔だと思う人もいるのだ。
自動認識(被写体検出)の開発には、お金が掛かる。よって、カメラメーカーは、その経費を回収しやすい上級機に搭載している。しかし、本当にそれを必要としているのは初心者なのである。メーカーの事情は解るが、何処かで入門機、中級機にもぜひ搭載して欲しいところだ。
今日の写真は、コサギ。この夏の雨以降、散歩エリアにやって来るコサギの数が増えた。たぶん、多摩川が増水して餌を捕りづらい時期があったからだと思う。
『撮影DATA』
焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:800
露出プログラム:SS優先
焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:800
露出プログラム:SS優先
使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3II
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