続々とAIスマホが発売されている。こうしたAIスマホは、自動翻訳や文字変換だけでなく、カメラもAIを実装している。これは、デジタルカメラにとって、大きな脅威だ。私を含めデジタルカメラ愛好者は、この現実から目を逸らしたくなるが、現実は厳しい。デジタルカメは、AIスマホによって、増々シェアーを失うだろう(文末にリンクあり)。
これまで、スマホには望遠レンズが装着できないので、望遠域はデジタルカメラの領分と言われていた。ところが、それさえもAIスマホが徐々に浸食しつつあるのだ。たとえば、google Pixel 9 Pro シリーズは、光学で5倍、超解像ズームで30倍もの望遠撮影ができる。よって、その気になれば、野鳥撮影もできるのである。
実際に撮影した画像をWeb上で見たが、予想以上の精細さに驚く。これは、まずいと言う感想以外に言葉が出てこない。現時点では、一眼カメラ+望遠レンズの方が優っているものの、AIスマホはまだ始まったばかり。今後の進化を想像すると、厳しさしか感じない。
今、デジタルカメラもAIを搭載しつつある。よって、高度なAIを搭載すれば、負けないのではと思うところもある。だが、スマホは小型軽量でありポケットにも入る。操作も簡単。カメラ上級者は、一眼カメラ+望遠レンズの素晴らしさを知っていても、たぶん初心者の多くは、スマホを選ぶ。こうした事態に、カメラ各社はどう太刀打ちするのだろうか。デジタル一眼カメラが売れない、冬の時代が来るかもしれない。
写真の確認は下記リンクでどうぞ
「ASCII・JP×デジタル」
「syasyaの三井プロによるレビュー」
今日の写真は、コサギ。飛び立ったシーンだが、たまたまうまく撮影出来た(プリ記録未使用)。こういう撮影は、まだまだ一眼カメラ+望遠レンズの分野だろう。
『撮影DATA』
焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/500
F値:4.0
ISO:400
露出プログラム:SS優先
焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/500
F値:4.0
ISO:400
露出プログラム:SS優先
使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3II
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