光時写楽　デジカメ生活: コンデジはどうなる？生き残るには？

2024年9月2日月曜日

コンデジはどうなる？生き残るには？

価格COMで、各社のコンデジをを見ると、何とも無残な状況である。あのキヤノンさえ、新しいものは昨年発売したVlogカメラのPowerShot V10しかない。価格COMで売れているものを見ると、それ等のカメラは、特徴を持ったカメラであることが解る（文末にリンクあり）。

価格COMの売れ筋トップはFUJIFILM X100VI、2番がRICOH GR III、3番がOM SYSTEM Tough TG-7（冒頭画像）である。この3台を見ると、スマホカメラにない大きな特徴がある。X100VIはクラシックなデザイン、GR IIIはフイルム時代からの歴史と伝統、Tough TG-7は耐衝撃性能の高さを誇るタフカメラである。

コンデジは、スマホカメラによって駆逐されてきたが、この3台の特徴は、スマホカメラが入り込めない領域と言えるだろう。この他、スマホカメラに勝てる領域として、超望遠も存在する。パナソニックがFZ85Dを発売したところだ（9/1現在売れ筋8位）。ただ、望遠力の高いスマホカメラが出てきているので、先の3例程の安心感やアドバンテージはない。

この他、低価格で売っているコダック名のカメラがあるが、いずれにしろデジカメの成否は、スマホカメラにない機能、価値を如何に持たせるかにある。普通のカメラでは、勝てないのだ。各社、知恵を絞って特徴のあるコンデジを作って、スマホカメ勝って欲しい。

価格COMのコンデジランキングは下記よりどうぞ

〇デジタルカメラ人気売れ筋ランキング

【今日の写真】

今日の写真は、多摩川で撮影したコサギ。風に乗って飛びだすところである。