2024年2月3日土曜日

LUMIX G9IIのSH高速連写について


G9IIのSH高速連写には、20枚/秒と60枚/秒がある。プリ記録も選択できるので、かなり重宝している。ユザーの中には、このSH連写は、仕様上ダイナミックレンジブーストが働かないので、敬遠する人もいる。確かに、ブーストは働かないものの、撮影画像を見て悪く思ったことはない。


ブーストが働いた画像と働かなかったSH連写の画像を比べても、判定は難しいだろと思う。確かにダイナミックレンジは狭くなるのだが、画像を見てもよく判らないのだ。よって、通常の使用で、気にする事はないと思う。

LUMIXのHPに出ているダイナミックレンジブーストは、次の様に書かれている。「動画撮影において、60fpsを超える設定(スロー&クイック含む)、静止画撮影においてSH連写時、および1/15秒以上の低速のシャッタースピード時のISOとの組み合わせにより、ダイナミックレンジブーストは駆動しません。また、動画撮影において、60fpsを超える設定(スロー&クイック含む)の場合、ラチチュードは12+ストップとなります。」

この文章は、一度読んでもなかなか理解できない。SH連写時は、単独で書かれているので、一切関係なく、とにかくブーストは働かないのだと思う。動画では、60fpsを超えるものは、ラチチュードは12+ストップだと言う事だろう。気になるのは、5.8K/30Pだ。これは60fps以内なので、ブーストは働いていると思うが、30枚/秒なのでちょと気になる。もしブーストが働いていれば、4:3なので静止画を切り出すのに適している。また、SH連写より高画質になる。何だか不思議だ。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、SH連写で撮ったカワセミ。カワセミ自体は綺麗によく写っている。背景の暗部は、よく見ると階調はないものの、気にならない。ボケの背景なので表現として見える。
動画は、ショート。カワセミのダイブシーンを高速連写(60枚/秒)で撮ったもの。それを、動画化したものである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:318mm(35mm換算636mm)
シャッターS:1/320
F値:6.3
ISO:3200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II

0 件のコメント: