私の予想を超えて「α7C II」が売れているようだ。東京新宿のマップカメラでは、昨年11月から3カ月連続でNO1の売れ行きだと言う。それも2位を引き離してのトップだと言うから驚く。何が魅力なのか?スペックを見てもよく判らない。SONYなので、AF精度は高そうだ。
デザインで言えば、レンジファインダータイプである。一時は、各社が力を入れて作っていたデザインだが、目に付くほど売れていなかったと思う。LUMIXでも、GXシリーズとして販売していたものの、すでに製造終了している。ソニーは、このタイプのカメラを粘り強くモデルチェンジを繰り返しながら販売している。売れているのは、その粘り強さなのだろうか。
スペック的にも、何かが特段優れているようには思えない。いわば、標準スペックで標準能力のカメラだ。特徴を何か取り上げれば、フルサイズで3300万画素のカメラなのに、小型軽量という事になる。バッテリー込みで514gである。愛用しているG9IIが、バッテリー込みで658gであることを考えると、これは大きな魅力である。
小形軽量という事だけで、用途が広がる。日常的にカバンに入れて持ち歩いても苦にならない。旅行にしても、カバンの片隅に入れられる。そしてカメラのセンサーは、フルサイズなのだから、夜も昼も関係なく綺麗に写る。入門用にも、サブにもなり、幅広いユーザーに受け入れられるカメラになっているのだろう。
今日の写真は、メジロ。動き回る被写体なのでSSを上げてシャッターを切ったものである。
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