昨年11月8日に、グローバルシャッター「α9 III」のレビュー動画を見た。気になったのは、高感度画像のノイズの多さだった。かなり無理をして、グローバルシャッターを実現したように思えた。ところが最近見た高感度画像は、そんなに悪くない。発売までに、改良されたようである。
そこで、これは使えるカメラなのだと認識を改め、評価する事にした。そして、気になっていた120枚・秒の高速連写、強力なAFの実際をYouTubeで確認した。
すると、やはりAFは強力である。カワセミが飛び出すシーンを連写したものなどは、他へ飛び移るまでAFが追随し、すべてにピントが合っているのである。G9IIでも飛び出しシーンは、プリ記録の60枚・秒で撮れるが、AFは長く追随していないと思う。α9
IIIはボディだけで約78万円、G9IIは20数万円である。その差なのだろう。
α9
IIIは、完全なグローバルシャッターという事で登場したが、一般ユーザでそれを必要とする人は、少数だろう。やはり、AF追随する高速連写の方が魅力的であり、破壊力がある。高価ゆえに大ヒットするかどうかは判らないが、スポーツや野鳥、動物撮影ジャンルのユーザには、売れると思う。グローバルシャッターと言えば、パナソニックが開発していた有機センサー。道のりは、まだ遠いのだろうか。
今日の写真は、カワウ。多摩川で、突然目の前に飛んで来たところを、動物認識で捉えたものである。
動画は、ショート。横に飛ぶカワウを4K/120fps撮影したスローモーションである。60fps以上は、動物認識が使えないものの、上手く撮影する事が出来た。
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