2024年2月16日金曜日

グローバルシャッターのソニー「α9 III」の強力AFに驚く


昨年11月8日に、グローバルシャッター「α9 III」のレビュー動画を見た。気になったのは、高感度画像のノイズの多さだった。かなり無理をして、グローバルシャッターを実現したように思えた。ところが最近見た高感度画像は、そんなに悪くない。発売までに、改良されたようである。



そこで、これは使えるカメラなのだと認識を改め、評価する事にした。そして、気になっていた120枚・秒の高速連写、強力なAFの実際をYouTubeで確認した。

すると、やはりAFは強力である。カワセミが飛び出すシーンを連写したものなどは、他へ飛び移るまでAFが追随し、すべてにピントが合っているのである。G9IIでも飛び出しシーンは、プリ記録の60枚・秒で撮れるが、AFは長く追随していないと思う。α9 IIIはボディだけで約78万円、G9IIは20数万円である。その差なのだろう。

α9 IIIは、完全なグローバルシャッターという事で登場したが、一般ユーザでそれを必要とする人は、少数だろう。やはり、AF追随する高速連写の方が魅力的であり、破壊力がある。高価ゆえに大ヒットするかどうかは判らないが、スポーツや野鳥、動物撮影ジャンルのユーザには、売れると思う。グローバルシャッターと言えば、パナソニックが開発していた有機センサー。道のりは、まだ遠いのだろうか。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、カワウ。多摩川で、突然目の前に飛んで来たところを、動物認識で捉えたものである。
動画は、ショート。横に飛ぶカワウを4K/120fps撮影したスローモーションである。60fps以上は、動物認識が使えないものの、上手く撮影する事が出来た。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/2000
F値:6.3
ISO:400
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II

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