2月に待望のマイクロ4/3機のOM-1とGH6が発表された。長く待っていたユーザは、心強く思った事だろう。この2機種は現在、価格COMの売れ筋ランキングで上位にある。マイクロ4/3のファンの一人として、嬉しい限りだ。2機種とも、それぞれに新センサーと言うのも頼もしい。
ミラーレス化が進んで、フルサイズでもカメラボディの小型化が図られたので、小型軽量なマイクロ4/3の存在が危ぶまれていた。しかし、レンズを含めたトータルでは、マイクロ4/3の方が圧倒的に小型軽量なので、発展する可能性は揺らいでいないと思う。
今回発表された、2機種のセンサーは、これまでの限界を超えている事から、まだまだ性能向上できることを示している。しかし、長期に発展するには、やや疑問なところがある。それは、マイクロ4/3のシステム規格にある「4/3型の撮像素子を前提」との文字だ。私には、これが足かせになっているように思える。
シャープが設計していたマイクロ4/3の8K小型ビデオカメラは、確か16: 9フォーマットのセンサーだったと思う。よって、この「4/3型の撮像素子を前提」の規定に抵触して発売できなかったのではないかと思うのである。この規定を変え、マウントだけの縛りにすれば、更に飛躍可能だと私は思うのである。
そうすれば、パナソニックもブラックマジックも8K動画機を発売できるのではないだろうか。4/3の盟主は、オリンパス(OMデジタル)。動画メーカー各社は、連合してオリンパス(OMデジタル)を説得してはどうかと思うのである。発展の更なる道は、そこにあるように思えてならない。
今日の静止画は、久しぶりに多摩川で撮ったもの。見慣れた風景だが、雲の形に魅了されシャッターを押したものである。いよいよ春だが、秋と同じうろこ雲が空一杯に出ていた。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:12mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:12mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/1300 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
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