2月に発表されたOMのOM-1とパナソニック LUMIX GH6。発表前は、両機は同じ画素数のセンサーだと思っていた。ところが、OM-1は従来と同じ2037万画素で、GH6のセンサーは、何と2521万画素だった。GH6が本当に16:9で5. 7Kを実現していたので驚いてしまった。
これまで、オリンパス機とパナソニック機では、ほぼ同じ画素数(G9は2033万画素)だったので、これがマイクロ4/3の限界画素数に思われた。ところが、GH6はこの限界を破ったのだ。これで、マイクロ4/3の可能性が見えたと思う。画素数が増えればよいわけではないが、他のフォーマットと競争するには8K(3300万画素)まで必要だろう。
現状のマイクロ4/3は、規定によって「4/3型の撮像素子を前提」となっている。先日も書いたが、このまま8Kにすると4500万画素くらい必要になる。これは、現在の倍以上の画素数なので、非現実的だ。よって、規定を変更して16:9フォーマットの3300万画素センサーにすれば、問題は解決される。この16:9フォーマットの中に4:3を確保すればよいのだ。マイクロ4/3の縛りも、マウントだけにすればよいのである。
マイクロ4/3が未来へ扉を開くには、「4/3型の撮像素子を前提」の規定を廃止する事だと思う。4:3は古いテレビのモニターの比率で、今や存在しない。4:3フォーマットに固執する必要は全くない。16:9フォーマットへ舵を切り、自由に羽ばたくべきだと思う。
今日の写真は、多摩川で堰堤の上から下に飛び降りるカモ(たぶんヒドリガモ)を撮ったもの。このカモにピントを合わせるのはかなり難易度が高かった。チャンスは1秒以内しかない。何度も挑戦してやっと撮ったものである。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/4000 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/4000 F値:5.8 ISO:200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC G9とLX9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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