2022年3月7日月曜日

静止画と動画そして写真と動画


静止画と動画。言葉としては、静と動で覚えやすく、対比で上手く成立しているように思える。しかし、よく考えると静止画と言う言葉は、動画側から見た言葉で、それは動かない絵、というやや軽く表現したものに思える。動画から1枚切り出せば、静止画だと軽く見ているように思う。


確かに動画は、連続する静止画の集まりである。よって、1枚取り出せば静止画である。一方、静止画を表す言葉に写真がある。言葉としては、写真の方が歴史があって重い。芸術性も写真の中にある。写真家と言う言葉はあっても、静止画家はない。

動画ばかり撮っていると、つい気軽に静止画と言ってしまうが、気を付けたい。最近特にそう思うようになった。プロの写真家は、決して静止画家とは思っていないと思う。デジタルになって、写真が軽く扱われるが、本来は1枚1枚丹念に撮るものだと思う。写真を撮る時、もう一度原点に戻って思いを込めて丹念に撮りたいものだ。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、散歩中に撮ったスナップ。スナップは、軽くふわーっと撮るものだと思う。三脚も使わないし、気軽にシャッターを切るのだが、それでも写真として撮りたい。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:20mm
シャッターS:1/250
F値:16.0
ISO:250
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:20mm
シャッターS:1/100
F値:11.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

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