いよいよ3度目の緊急事態宣言が発令された。これは、変異ウイルスを甘く見ていた結果だろう。5月11日までの宣言期間で抑え込めればよいが、その保証はない。2度目の時より、強い制限がかかっているものの、多くの人が宣言慣れしているので、効果は限定的なものになりそうだ。
国の厚生労働省の役人さえ、深夜まで宴会をやっていたニュースは、まだ記憶に新しい。最も危機感を持っていなければならない人達でさえ、危機意識がなかったのだから、一般国民にどこまで宣言の声は届くのか大いに疑問である。
未だに揚げ足取りの報道ばかりする一部マスコミもあてにならない。もっと真剣にコロナの情報を届けるべきだが、役割を果たしていない。たぶん、11日までに、感染拡大は収まらないのではないだろうか。
たとえ収まったとしても、解除すれば一月くらいで再び感染拡大すのは目に見えている。ここまでくれば、オリンピック自体は、たとえ無観客でもやるべきだと思うが、そこに辿り着く道筋が見えない。ワクチンがもっと早く供給され、接種率が上がればよいが、期待できない。国や都の関係者は、プランを持っているのだろうか?
今日の静止画は、散歩中に撮ったスナップ。季節は廻り、街角のみどりは、力いっぱい弾んでいる。弾めないのは、コロナにやられている人間社会。弾める日は、夏の初めか、終わりか、秋か冬か。早くその日が来ることを祈りたい。
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