カワセミ撮りの中で人気のあるシーンは、ダイビングだろう。カワセミは、水中にいる小魚やエビなどを、樹上や岩の上などから観察して、ダイビングして捕まえる。時には、空中でホバーリングしながら、獲物を観察して飛び込むこともある。カメラマンなら、ぜひとも撮影したくなるシーンである。
先日、二日ほど近所の河川でこのダイビングを撮る予定で、カワセミを探した。上手く遭遇できたので、これはチャンスだと意気込んだのだが、結果は全部失敗に終わった。原因は、撮影のタイミングが狂ったからである。
久しぶりのカワセミ撮りだったので、目の前にいるカワセミを、つい夢中になって撮ってしまったのだ。その間に、ダイビングしてしまい、タイミングが合わなかったのである。やはり、カワセミがいつダイビングしてもよいように、初めから構えて待っていないと、撮れないものなのである。
ダイビングシーンだけを撮る構えをして待っ。これが大事なのである。通常の撮影をしていては、間に合わないのだ。また、上手くピントが合っているかどうか、確認している間にも、ダイビングされてしまい、タイミングを失った。こういう失敗は、他の撮影でもよくあるのだが、撮影中の確認作業はしてはいけないことを改めて感じた。この失敗は、次回に生かしたい。
今日の静止画は、散歩コースの河川で撮ったカワセミ。左側は、ダイビングする前に、様子をうかがっているところ。右側は、捕まえた小魚を咥えて首を回しているところである。この魚は、ダイビングして捕まえたものだが、ダイビング自体はあっという間で、全くシャッターが追いつかなかった。
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