先日、レンズや望遠鏡から薬品まで製造している興和と農業・食品産業技術総合研究機構が、繊維材料として有望なミノムシの糸を採取する技術を開発したと発表した。ミノムシの糸は、強いと言われていたクモの糸よりも更に強く、世界最強だというのである。この記事を読んで、今年一番の驚きだった。
現段階では、カメラと全く関係ないが、ミノムシの糸を繊維強化プラスチック(FRP)に組み込むと、強度が数倍増すという。産業用の素材として大きな可能性を秘めているというのだ。自動車や飛行機、更に防弾チョッキにまで活用できると期待されているのである。
ミノムシの糸は、カイコやクモの糸と同じくタンパク質でできている。これまで、真っ直ぐに取り出せない難点があったが、特殊な装置を使って、長さ数百メートルの直線の糸を取ることに成功した。ミノムシは餌を与えれば、繰り返し糸が取れ、かつ大量飼育も可能だという。
大量にミノムシが飼育されている姿を想像すると、ちょと不気味だが、人間生活に役立つとは、想像を超えている。いずれ、カメラのボディやケース、ストラップなどに使われる日も来るだろう。
アップ写真の左側はカワウ、右側はダイサギである。飛翔シーンを撮るには、遅いSS=1/1000で撮っている。より早いシャッタースピードの方が、綺麗に写る可能性は高いものの、被写体の動きに合わせてカメラを振れば、遅いシャッタースピードでも撮ることが出来る。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:250 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:400 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
0 件のコメント:
コメントを投稿