野鳥撮影は、どうしても被写体を大きく写したくなる。つい本能的に、装着しているレンズを目一杯望遠側にしてしまう。野鳥のフォトコンテストの結果を見ても、大きく写しているものではなく、入賞作品の多くは、撮影意図を持って、構図を考えて撮られている。
野鳥撮りを始めたときから、望遠レンズで大きく写したいという願望があるので、大きく写そうとするクセはなかなか直らない。そう言う願望があると、被写体に近づこうとするので、結果として逃げられてしまうことも多い。矯正するには、短いレンズで野鳥撮りをするのも一つの手かも知れない。
また、止っている野鳥なら、MFを積極的に使いたい。MFの方が構図を作りやすい事があるのだ。DC G9ならスコープ機能があるものの、枝や葉の中に紛れている状態なら、MFの方がきっと撮りやすい。ミラーレスなら、MF時の拡大機能やピーキング機能があるので、積極的に使いたい。小さい被写体に、苦労してAFを合わせるよりMFの方が使いやすい。
アップ写真は、あえて引いて撮ったもの。なかなか、引いて撮ることは難しいのだが、あえてやらないと治らない。そいう意味では、超望遠レンズがなくても、野鳥撮影はできると思う。
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『撮影DATA』 焦点距離:180mm(35mm換算360mm) シャッターS:1/400 F値:6.3 ISO:2500 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:137mm(35mm換算274mm) シャッターS:1/1000 F値:4.5 ISO:200 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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