2018年12月4日火曜日

野鳥撮影 その2

映り込みを泳ぐカルガモの写真

野鳥撮影で大事なポイントは、幾つも列挙できるが、一番大事なのは、如何に被写体を素早く捉えるかではないだろうか。よい被写体を見つけても、ファインダーで覗いた時、全く捉えられず逃した経験を誰もが持っていると思う。そうしたことから、照準器を使う人も多い。


私も一時使っていたことがあるが、今は全く使っていない。照準器とAFポイントを合わせて、飛びものも撮ったことがある。決して悪い方法ではないが、ファインダーを使わないので、撮っている感覚の希薄さを感じ止めてしまったのである。

今実践しているのは、カメラの頂部の延長戦上で大雑把に被写体を捉え、直ぐさまファインダーを覗いて被写体を捕捉する方法である。この方法を繰り返して練習をすると、飛びものでも意外に素早く被写体を捉えることができるようになる。いわば、カメラの頂部を照準器代わりにするようなものだが、私には合っている。

左目で全体を捉え、右目でファインダー覗き、両眼視で器用に撮る人もいると聞く。しかし、私には合わないので、両眼を開けてはいるが上記の方法で撮っている。


アップ写真は、何処にでもいるカルガモだが、紅葉の映り込みを入れて撮ったもの。映り込んだ紅葉を活かすため、引きで撮っている。晩秋の雰囲気が出ていればと思う。いろいろな画角で撮るには、やはりズームレンズは有り難い。

(写真はクリックで拡大)

映り込みを泳ぐカルガモの写真
映り込みを泳ぐカルガモの写真
『撮影DATA』

焦点距離:200mm(35mm換算400mm)
シャッターS:1/500
F値:5.1
ISO:1250
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/250
F値:4.0
ISO:200
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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