Canon Newsに、フルサイズミラーレス用レンズの特許が出ていた。このスペックを見て、驚いてしまった。レンズは、RF 24-85mmが1本と24-70mmが2本で、共にF4.0通しのズームレンズである。驚いたのは、そのバックフォーカスの長さが短い事である(記事へは、文末でリンクで紹介)。
マウントのフランジバックは絶対変わらない長さだが、バックフォーカスは、レンズ最後端のレンズからセンサーまでの長さなので、レンズ毎に異なる。とは言っても、通常はフランジバックより5mm程度短い位ではないだろうか。
それが、このキヤノンの特許では、2本のレンズが13.5mmなのに対して、24-70mmの1本が7.69mmと極端に短いのである。キヤノンRFマウントのフランジバックは、マイクロ4/3やライカLマウントと同じ20mmである。計算すると、このレンズはフランジバックから12.31mmもカメラの中に入り込む事になるのだ。
そう言えば、EOS Rを発表した際、キヤノンの誰かが光学的に大事なのはフランジバックではなく、バックフォーカスだと発言していたことを思い出す。それが、このことを指しているのだろうか。写りにどんな影響があるのか知りたいものだ。
Canon Newsへは、下記のリンクからどうぞ。なお、デジカメ浪漫に「一眼カメラのマウントとは」をアップしているので、合わせてどうぞ。
〇Canon Newsの記事
〇デジカメ浪漫「一眼カメラのマウントとは」
アップ写真は、多摩川べりで撮ったカワウの大集団である(冒頭写真も)。あまりに数が多いので、超の付く驚きだった。右側の写真を見ると、ビルの上の方に大集団が飛んでいる事が判る。多分、200羽位の集団ではないだろうか。上流から下流に向かって飛んで行った。
カワウは、高度経済成長期に河川の汚染によって激減し、絶滅が危惧されたと言う。現在では、数が増え場所によっては駆除対象にもなっているらしい。人間の都合により、減ったり増えたりなので、可愛そうな運命でもある。飛んでいた数から推測すると、多摩川流域だけで数千羽はいそうだ。自然が豊かだった昔には、一体どれほどのカワウがいた事だろうか。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/400 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/250 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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