9月末のフォトキナ以降、オリンパスがフルサイズに参入しない話は何度か聞いていたが、10月末にも再度否定した事が話題になっている。オリンパスは、長く小型軽量路線を追求しており、マイクロ4/3こそオリンパスの目指すものだという。ネイチャーや野生動物の撮影には、小型軽量が大事だと考えているようだ。
オリンパスは、4/3(フォーサーズ)の生みの親である。簡単にフルサイズなどの他のフォーマットへ参入する訳にはいかないだろう。もし、オリンパスが、フルサイズに参入するなら、それ相当の理由や意味づけが必要になると思う。簡単に参入してしまうと、マイクロ4/3を否定するものだと理解される恐れがあるからだ。
ただ、オリンパスの技術者レベルでは、フルサイズをやりたいと思っているのではないだろうか。会社の方向性をいつか変えたいと思っているかも知れない。
マイクロ4/3は小型軽量ではあるが、今年ニコンが発売した超望遠レンズのAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR(1460g)を見ると、フルサイズの中で小型軽量を目指す方向性もあると思うのである。フルサイズ万能ではないが、選択肢として再考して欲しいものだ。
アップ写真は、トビの飛行シーンを撮ったもの。このシーンは、ほぼ直線的に飛んでくれたので撮りやすかった。飛びモノは、AFポイントを合わせたまま、少しでも追い続け連写する事が成功のポイントである。直線的に飛んでくれると、追いやすいのだ。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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