LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3の全長は、約17.1センチと小さいものの、重量が985gある。G9に装着すると、約1.64Kgになる。もし、ニコンのフルサイズミラーレス+新AF-S NIKKOR 500mm f/5.6が同程度の重量なら、ニコンの勝ちと言わざるを得ない。
価格的には、ニコンの方が大分高いと思われるものの、野鳥好きの心は大きくニコンに傾くだろう。これは、マイクロ4/3にとって一大事である。果たして、ニコンのフルサイズミラーレスとAF-S NIKKOR 500mm f/5.6のスペック、価格はどうなるのだろう。
ニコンがフルサイズのレンズを、小型化する技術で市場に乗り出すなら、マイクロ4/3陣営も小型化する技術を獲得して、より小さくすれば対抗できるのではと思うかもしれない。ところが、そう単純にはいかないだろうと思う。
野鳥の手持ち撮影は、男性なら総重量2Kg以内であれば、何とか撮影可能である。よって、野鳥撮りに限っては、あまりコンパクトである必要はない。そう考えると、フルサイズミラーレスの方に傾く人は多いだろう。マイクロ4/3の受難の時代が来そうだ。
アップ写真は、鉄橋を渡る電車に夕陽を重ねて撮ったもの。左側はノートリ、右側はトリミングで拡大したものである。夕陽と電車もなかなか絵になる。
『撮影DATA』 焦点距離:138mm(35mm換算276mm) シャッターS:1/2000 F値:8.0 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GH5 使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:169mm(35mm換算238mm) シャッターS:1/800 F値:8.0 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GH5 使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 |
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