Youtubeや各所の掲示板を見ていて気になるのは、S5の手ブレ補正についての誤解である。まず付属レンズのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6には、レンズ内補正が付いてないのに誤解している人がいる。このレンズは、広角なのでレンズ内補正は省略されたレンズなのである。
では、このレンズを使うとブレるのかと言うと、そうではない。S5をはじめすべてのLUMIX Sシリーズのカメラには、強力なボディ内補正が付いているので、かなりの低速でもブレる事なく撮影できる。現在発売されているS 20-60mm F3.5-5.6以外のLUMIXレンズには、レンズ補正が付いていて、ボディ内補正と合わせた「Dual I.S.2」の高い補正効果が得られる。
また、S5の動画の手ブレ補正ブーストも誤解されている。このブーストは、Sシリーズすべてに使われている補正だが、取説にあるように、あくまで手持ちでアングルを固定して撮る際のブレ補正である。GH5の手振れロックと同じなのであり、歩き撮影でブーストONにしても効果は上がらない。動く場合は、逆にブーストを外して電子補正(動画)だけにするのが正解なのだ。取説を読まないYoutuberがかなり間違った解説をしている。
今日の静止画は、多摩川でG9を使い撮影したコサギ。よく撮る被写体なので、新鮮さはないものの、いろいろなテストをするのには適している。一時期よく集まっていたサギ類だが、アユが移動したためか、下流へ移動したようだ。
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