2020年10月12日月曜日

誤解されているLUMIX S5の手ブレ補正


Youtubeや各所の掲示板を見ていて気になるのは、S5の手ブレ補正についての誤解である。まず付属レンズのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6には、レンズ内補正が付いてないのに誤解している人がいる。このレンズは、広角なのでレンズ内補正は省略されたレンズなのである。


では、このレンズを使うとブレるのかと言うと、そうではない。S5をはじめすべてのLUMIX Sシリーズのカメラには、強力なボディ内補正が付いているので、かなりの低速でもブレる事なく撮影できる。現在発売されている
S 20-60mm F3.5-5.6以外のLUMIXレンズには、レンズ補正が付いていて、ボディ内補正と合わせた「Dual I.S.2」の高い補正効果が得られる。

また、S5の動画の手ブレ補正ブーストも誤解されている。このブーストは、Sシリーズすべてに使われている補正だが、取説にあるように、あくまで手持ちでアングルを固定して撮る際のブレ補正である。GH5の手振れロックと同じなのであり、歩き撮影でブーストONにしても効果は上がらない。動く場合は、逆にブーストを外して電子補正(動画)だけにするのが正解なのだ。取説を読まないYoutuberがかなり間違った解説をしている。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、多摩川でG9を使い撮影したコサギ。よく撮る被写体なので、新鮮さはないものの、いろいろなテストをするのには適している。一時期よく集まっていたサギ類だが、アユが移動したためか、下流へ移動したようだ。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:640
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:500
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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