デジタルカメラに動画機能が載せられてから久しい。当初は、付録的な要素が強かったものの、今や中心機能になりつつある。いつの間にか動画機能の優劣によって、カメラが評価される時代になっている。現在は、ハイビジョンから4K定着の移行時期にあると思う。
デジタル一眼では、4K/30Pが撮影できて当たり前。4K/60Pも必須になりつつある。更に、4K/60P 8bitから4K/60P 10bit記録へ、それもカメラ内で記録できるかどうかまでも問われるようになってきている。
そして面倒なのが、俗に言うクロップ問題である。FHDは1920×1080、4Kは3840×2160なので、6000×4000(3:2)のセンサーで撮影すれば、クロップされる(画角が変化)のは当たり前なのだが、それをさせないように技術が駆使されている。とは言っても4K/60Pでは、より高度な処理が要求されるので、クロップによって発熱を抑え処理を高速化しているのである。
デジタルカメラの場合、センサーの画素数と動画の出力画素数が異なる(画角が変わる)ので、いろいろ難しい問題が発生する。しかし、今さら動画機能を載せないわけにはいかない。動画機能は要らないと言うユーザーもいるが、デジタルカメラの動画で仕事をしている人は多い。今さら止めるわけにはいかない。今後ともデジタルカメラの静止画と動画が上手く噛み合い、発展してゆくことを期待したい。
今日の静止画は、インフルエンザの予防注射の帰り道ちょと立ち寄って撮ったもの。道路沿いの小さな広場に太宰治の碑があって何気に撮ったものである。周辺には、太宰関係のいろいろなものが残されているようだ。
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