デジタルカメラと動画 その2

デジタルカメラで静止画を撮り、ビデオカメラで動画を撮る。それが本来の姿かもしれないが、兼用できるならそれが一番だ。映像の中に静止画を入れる手法もあるので、動画を撮りつつ静止画が撮れれば便利である。また、レンズ交換ができるデジタル一眼なら、動画でも広角から望遠まで撮影できる。

 今、デジタルカメラの動画機能が進化しているのは、そのメリットが大きいからである。不便なものなら、衰退してしまうが、どんどん進化している。動画機能に優れた機種は、映画製作にまで使われるようになっているのだ。

デジタル一眼のスタイルは、静止画を撮ることが前提にデザインされてきた。よって本格的な動画撮影のために外部機器の取り付けたり、その配線が自由にできないなど、拡張性には限界もある。まだまだ、試行錯誤中とも言える。

パナソニックのLUMIX S1Hや新しく発表されたBGH1などは、新しいデジタルカメラの方向性を模索している姿なのだと思う。今後も、各社とも試行錯誤が続くことだろう。一定の方向性や結論がでるのは、まだまだ先だと思う。静止画と動画が上手く融合し、使いやすいカメラに進化する事を期待したい。

【今日の静止画・動画】

今日の静止画は、多摩川べりからG9と望遠レンズで撮った風景。イマイチな天気だったが、富士山が見えていてビックリ（左側）。遊園地を重ねて撮ってみた。右側のビル群は、35mm換算800mmで撮った二子玉川である。

（静止画はクリックで拡大）

『撮影DATA』 焦点距離：107mm（35mm換算214mm） シャッターS：1/500 F値：8.0 ISO：200 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G9 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3	『撮影DATA』 焦点距離：400mm（35mm換算800mm） シャッターS：1/640 F値：6.3 ISO：320 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G9 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3