2020年7月1日水曜日

LUMIX G100の使い方を考える その2


vloggerの多くは、撮影地で自撮りをしながら歩いて、その地を紹介したいと思っている。クロップ率が高いと自分の顔だけが大きく映り、紹介したい背景が映らない。よって、あまり高いクロップ率は適していない。しかし、この高いクロップ率は、望遠には有利に働く。


望遠を一番必要とするものと言えば、野鳥撮影である。このクロップ率は、野鳥撮影に有利に働く。つまり、G100は4K/30Pで超望遠動画が撮れる事になる。クロップしないGH5やG9以外の機種なら、どの機種でも有利に撮れるが、G100はコンパクトなので、持ち運ぶには他の機種よりも有利だろう。

パナソニックで使えそうな望遠レンズを書き出すと、以下のとおり。

レンズ名
寸法
重さ
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 61.6x90 mm 210 g
LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 70x100 mm 370 g
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II 73.6x126 mm 520 g
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 76x132 mm 655 g
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 83x171.5 mm 985 g

G100の4K/30Pの最大クロップ率(手ブレ補正強)は、1.79。一番小型の「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6」でも、175mm×2倍×1.79=626mmになる。626mmで4K30P動画の撮影が出来るのは、かなり有利ではないだろうか。野鳥だけではなく、スポーツシーンの撮影にも適していると思う。

400mmなら2倍×1.79で1432mmにもなる。驚くばかりである。クロップ率が高いことは、一見不利だが、望遠撮影ならそれを生かすことができるのである。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、公園で撮影した自転車。公園に遊びに来た子供が乗ってきたものだと思う。ポツンと置かれた自転車が気になって、シャッターを切ったものである。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm )
シャッターS:1/250
F値:6.3
ISO:640
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm )
シャッターS:1/250
F値:6.3
ISO:640
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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