2020年7月13日月曜日

キヤノンの攻勢と脅威!?その3


キヤノンの今回の発表で、一番驚いたのはレンズだ。何しろ、ズームレンズの開放F値が7.1で、2本の単焦点はF11なのである。これまでの常識ならF5.6のはずなので、超の付く驚きだった。その謎が、デジカメWatcのニュースを読む事で、理解できた(文末にリンクあり)。


もう一度、それ等のレンズを書き出すと以下のとおり。
〇望遠ズームレンズ:RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
〇望遠単焦点レンズ:RF600mm F11 IS STM
〇望遠単焦点レンズ:RF800mm F11 IS STM
〇マクロレンズ:RF85mm F2 MACRO IS STM
〇エクステンダー:RF1.4×
〇エクステンダー:RF2.0×

F11を採用した理由を読むと、デュアルピクセルCMOS AFにより、F値が暗くても合焦できるようになったからだという。当然、高感度で撮ることになるが、センサーの高感度耐性が高くなった事で実現できたのだという。焦点距離が800mmと言う事は、私が愛用している「LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3」の対抗にも思える。

そして、エクステンダーRF2.0×は、「RF800mm F11 IS STM」に装着すると、焦点距離1600mmでF22.0になるものの、AFが何とか使えるらしい。キヤノンは、これから超望遠撮影をしたい入門者に使って欲しいとしている。価格も10万円前後らしいので、かなりの脅威である。今後、他社のレンズ開発にも、大いに影響することだろう。

デジカメWatchの関係ニュースは下記リンクからどうぞ
キヤノン、開放F11で小型軽量化した超望遠レンズ2本。10万円前後
キヤノンに聞いた「EOS R5」「EOS R6」一問一答(その3)


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、散歩中に撮ったスナップ。少し青い空が見えたので、カメラを向けたものである。もう雨はウンザリ。そろそろスッキリした天気になって欲しい。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:9.0mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/500
F値:7.1
ISO:125
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-LX9
『撮影DATA』

焦点距離:9.0mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/320
F値:7.1
ISO:125
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-LX9

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