2019年11月7日木曜日

LUMIX Sシリーズ GH5 / GH5S / G9のアップデートの内容


2日に今度のアップデートは、メジャーファームと書いたばかりだが、6日付けで正式にその内容が公表された。2日に書いた私の予想とは完全に異なっているものの、確かにこれはメジャーファームと言ってよいだろう。特にG9には恩恵が大きい(文末にリンクあり)。


これまでG9は、静止画カメラという位置づけだったが、このファームでGH5にかなり近づく。MOV記録や4:2:2 10bit 4K/30pをボディ内記録、外部記録なら4K/60pでの4:2:2 10bit記録も可能になるのだ。撮影時間が29分59秒と言う制約はあるものの、実質的には問題ないので、ほぼGH5と同じになると言ってよいだろう。

また、G9とGH5Sは、フルサイズSシリーズにある「動物認識AF」が追加される。これは、是非使ってみたいAFだったので、嬉しい限りだ。残念ながらGH5には追加されない。3機種の中で一番古いので、画像エンジン内にAI回路が不足しているのかもしれない。これは、GH6を待てと言うサインと受け取りたい。

それにしても、このアップデートは素晴らしい。欲しかった下位機種の機能はないが、よくぞここまで新しい機能を追加してくれたものだと思う。簡単に書いているが、G9ユーザーは下記の公表されたトピックスをよく読んで欲しい。なんと、ハイレゾモードの動き補正もあるのだ。

アップデート情報は下記のリンク先トッピックスでどうぞ
パナソニックのアップデートトッピックス


アップ写真は、コサギが跳ねているシーン。たぶん、小魚を追いかけていたのだと思う。コサギは、獲物を追いかける時、かなり激しく動き回る。なんとか上手く撮ることができた。

(画像はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/3200
F値:6.3
ISO:1600
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:350mm(35mm換算700mm)
シャッターS:1/2500
F値:6.3
ISO:1600
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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