日本のカメラメーカーで、リコー(ペンタックス)だけがミラーレス機を作っていない。ペンタックスは、古くから築きあげてきた優れた一眼レフの機構を持っているので、ミラーレスの必要性を感じていなかったのだろう。それが、いよいよ検討を進めているとPENTAX RUMORSに出ている(文末にリンクあり)。
内容は、ヨーロッパのマネジャーにインタビューしたもの。リコー(ペンタックス)のヨーロッパでの歴史や現状も出ていて興味深い。最近、日本の親会社より、ペンタックスがミラーレス市場へ参入すかどうか、参入するならどのように参入するのかアンケートがあったという。
ミラーレスのカメラ本体を開発/製造するには、一眼レフより開発期間は短く、ハードルも低い。問題は、ミラーレス用の交換レンズを揃えるのに時間が掛る事だという。これを解決するには、協業で他社マウントに参入することだと述べている。
確かに、これから新規マウントで独自にミラーレスへ参入するには大変な事だ。かと言って、一眼レフにしがみつくのも大いに危険だ。一眼カメラを総合的に見ると、使用上もミラーレスの方が自由度が高い。特に動画では、圧倒的にミラーレスの方に軍配が上がる。技術力のあるペンタックスなので、一眼レフとミラーレスの複合機のようなものの開発もあり得るが、早めにミラーレへ舵を取るのが賢明ではないだろうか。
PENTAX RUMORSの記事は下記リンクよりどうぞ
〇ヨーロッパのマネジャーへのインタビュー
アップ写真は、AF/AE LOCKに設定した「AF-ON近側」を使って連写したもの。こういう状況でバージョンアップ前は、AFが川面に抜ける事もあったが、アップ後は被写体に合うようになった。たぶん、多点AFでも合焦確率は高くなったのではないだろうか。
(画像はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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