表題の記事が、DPREVIEWに出ている。答えているのは、ニコンのマネジャー大石氏である。ニコン機を全く使ったことがない私だが、いつも気になるメーカーである。特にZ9からメカシャッターを無くした事により、一層注目するようになった。何か新しい事をする気がするのである。インタビューを読むと、ニコンが動画に深い関心と期待を持っている事が判る。ニコンのイメージは、「コテコテの写真メーカー」のイメージがつ強く、保守的だ思っていたので驚く(文末にリンクあり)。
インタビューでは、「動画市場は市場規模も大きく、様々なニーズがあり、チャンスに満ちていると認識している。」と答えている。これはかなりビックリだ。長くパナソニック、ソニー、キヤノンは動画に取組んでいるし、富士フイルムも業務用レンズでは、大きくシェアーを持っている。動画市場にどのように参入するのだろうか。
確か一眼レフに動画機能を搭載したのは、ニコンだった記憶がある。ただし、利便のために搭載しただけで、そこで止まっていた。他社は、業務用のビデオカメラを長く生産している。今更、業務用にチャンスはないと思う。ニコンにあるのは、ニコンと言うブランイメージだ。
「腐ってもニコン」と言う言葉がある。それは、ニコン機は錆びても動き、耐久性があると言う意味だが、それは過去の話。電子部品とプログラムのミラーレスカメラにそれがあるのだろうか。上手くブランドイメージを生かせば、動画のチャンスはあると思うものの、かなり厳しい道のりだろう。頑張って欲しいものだ。
DPREVIEWの記事は下記よりどうぞ
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