あまり知られていない機能にフレーム表示がある。どういう機能かと言うと、撮影時に撮影後のトリミングを想定した撮影ができように必要なアスペクト比を、モニタに表示できるものである。これは、静止画でも動画でも使えるが、便利なのは動画で使う時だろう。
動画の場合、最近のLUMIX機はアスペクト比は16: 9で固定されている。一見自由度が無いように思えるが、現実に使われているアスペクト比は様々。よって、一般には編集ソフトで、トリミングしてアスペクト比を合わせるのである。ただし、撮影時に使用するアスペクト比の範囲が判らないと、撮影範囲がつかめない。そこで、このフレーム表示が必要になるのである。
フレーム表示を使うと、16:9の撮影範囲の中に4:3、3:2、1:1、2.39:1、2.35:
1など多様なフレームが表示できるようになっている。これは、所有しているS5、G9、G100でも利用できる。静止画でも使用できる機能だが、静止画の場合は、当初から数種のアスペクト比が用意されているので、この機能を使うメリットは少ないかもしれない。この機能、様子を見ながらYouTubeチャンネルでも紹介したいと思っている。
余談
ノーベル賞作家の大江健三郎さんが3日に亡くなったと言う。学生の頃、氏の異様に長いセンテンスの難解な文学に浸った時期があった。「飼育」や「遅れてきた青年」などの題名を、よく覚えている。また、短編集はユーモアに溢れていて、とても面白かった記憶がある。日本文学の一時代を築いた大江健三郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
今日の写真は、散歩中に撮影したカンヒザクラ。ピンク色の小さな花が、多数咲くサクラである。
動画は、いつものショート。以前撮影したもので、多摩川上空を飛んでいる所を撮影したもの。トビの縄張り争いだと思われる。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:30mm(35mm換算60mm) シャッターS:1/60 F値:2.8 ISO:320 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G100 使用レンズ:LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC GH5 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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