野鳥撮影には、どういうレンズが適しているだろうか。これまで野鳥撮影用として、単焦点、ズームレンズを使ってきた経験がある。描写のキレは、単焦点が一番だが、近づいて来た野鳥を撮るのに苦労する。その点では、ズームレンズが現実的だろうか。ズームレンズでも、最近は高倍率ズームが流行のようで、タムロンやシグマが商品化している。
シグマと言えば、1月に発売されたフルサイズ用の 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsがある。いくつかのレビューをみたが、なかなかキレのある写りをしている。駆動に最新モーターを使っていてAFも驚くほど速いようだ。問題は、やはり重量だ。どうしても2.5kgくらいになってしまい、長時間の手持ち撮影は難しいだろう。
私としては、野鳥撮影のレンズは、手持ちで2時間程度は持ち歩けるものが理想だ。小鳥を探して、緑地や河川敷を歩くには、手持ち撮影がベスト。そうすると、マイクロ4/3が一番理想に近い。よって、長くLEICA
DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3を愛用している。
写りでは、フルサイズが理想的。しかし、現実に選択できるレンズは、2.
0kgを越えている。そこで、妄想のように浮かぶレンズが、ズームでも400-600mmF6.
3とかズーム範囲の狭いものである。こうしたズーム範囲の狭いレンズは、何処からも市販されていない。しかし、野鳥撮影用なら現実的ではないかと思う。広角側は400mmあれば十分な気がするのだ。重量も1.5~2.0kg内に収まるのではないだろうか?
今日の写真は、メジロの群れの中にいたエナガ。エナガは動きが早くやっと撮影出来た。
動画は、いつものショート。昨年春に多摩川の河川敷で撮影したもの。懸命にさえずっていたところを撮ったものである。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(35mm換算600mm) シャッターS:1/640 F値:5.7 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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