像面位相差AFと言っても、いろいろあるようだ。一般的には、イメージセンサーの一部のピクセルを、位相差AF用に割り当てて使用する。AF用ピクセルが少ないとAF性能が上がらないが、多すぎると画質に影響する。パナソニックは、この画質に影響する事を嫌って、像面位相差の搭載を避けてきた。
公式には、このピクセルが欠けた部分を補完し、よりよい画質にする技術ができたので、採用したのだと言う。これが、最も基本的な像面位相差AFだが、パナソニックの場合は、これにDFDも使っているので、詳細は不明である。
この他に、デュアルピクセルCMOSセンサーがある。1つのマイクロチップレンズの下に2つのフォトダイオードを並べた構造を用い、全画素でAFを行うことで暗所でのAF性能やより正確なAFが可能になり、画質も落ちない。
それをさらに細かくしたのがマイクロチップレンズの下に4つのフォトダイオードを持つ「クアッドピクセルAF」。スマートフォンのハイエンド機でよく使われている(例えばiPhone
14
Pro)。また、ミラーレス一眼でそれを明記したのは、OMDSの「OM-1」だ。OM-1は最新のAFが使われているのである。期待しているLUMIX
G9 PRO後継機には、どういう像面位相差が搭載されるだろうか。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:32mm(35mm換算64mm) シャッターS:1/800 F値:5.6 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G100 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm/F4.5-5.6 |
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