野鳥の撮影地は、マナーとして公開しないように呼びかけられている。それは、人気の野鳥だとカメラマンが大勢押しかけることで、その棲息環境が荒らされる可能性があるからである。また、住宅街が近いと、大勢が押しかける事で、騒音をはじめ迷惑駐車などが起こるからである。
よく、ニュースで撮り鉄ファンが、線路に入り込んだりホームにあふれる姿が取り上げられることがある。野鳥の場合も同じことが起こり得るのである。以前、神代植物公園でアカゲラの営巣に野鳥カメラマンが押し寄せ、数十台の三脚が並んでいるのを見た記憶がある。その後、無事に繁殖できたかどうかは知らない。
カワセミは、都内でも各所で撮影出来るので、そんなに珍しくはないが、それでも公開すれば、一気にカメラマンが集まる可能性がある。先日は、多摩川でカワセミの撮影ポイントを見つけたものの、公開はできない。教えたい気分になるが、そこは慎むべきだろう。
You Yubeに動画を公開すると、多摩川に詳しい人なら撮影場所はある程度判ってしまう。カワセミ以外なら何処にでもいるサギやカモ類なので、問題はないものの気を付けたい。事情を知らないカメラマンは、もっと公開すべきと思っているかも知れないが、原則非公開がマナーであることを知って欲しい。
【今日の写真・動画】
今日の写真は、セグロセキレイがトンボを捕食しているシーン。多摩川での撮影だが、ファインダーを覗いて、トンボだったのでビックリした。トンボの捕食を見たのは、初めてである。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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