多摩川を覗いて見たら、カモ類の冬鳥がかなり飛来していた。これから渡って来るものもいると思うが、かなりの種類が来ていると思う。カモ類の雌は判別が難しいので、雄で確認したのはヒドリガモ、コガモ、マガモである。オナガガモも飛来しているかもしれないが、雄は確認できなかった。
一般的にカモ類の雌の羽毛は地味で、雄の方が派手である。カモ類の雌の羽毛が地味なのは、外敵から身を守るためだと言われている。雌は、抱卵する期間が長く無防備になるので、地味な色合いで外敵に見つからない様にするためらしい。卵と自分自身を守る術なのである。
一方、派手な羽毛の雄は、エクリプスと言って夏場には、羽毛が生え変わる。雌に似たかなり地味な色合い生え変わる。そして、冬が近づくと再び派手な色合いに生え変わると言われている。よって、早めに飛来するコガモの雄は、当初は地味な色合いの事が多い。
カモ類を雌で見分けるのは、とても難しい。みな同じように見えてしまう。やはり、冬場に雄で見分けるしかない。ただし、カルガモは、雌も雄も同じ羽毛をしているので、見分けられない。撮影地で、しっかり見分けたいが、なかなか難しいものだ。
今日の写真は、多摩川で撮影した冬鳥のカモ類である。4~5種類いそうだが、ハッキリ見分けるのは難しい。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:640 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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