26日、OM SYSTEMが「OM-5」をソニーが「α7R V」を発表した。OM-5はこれまで何度か記事を書いて来たとおりの内容で11月末に発売、α7R Vの方は11月15日に発売すると言う。OM-5は、特別の新しさはないが、ペンタ部に「OM SYSTEM」のロゴが付く1号機になる(文末にリンクあり)。
α7R Vは、言うまでもなくフルサイズで6,100万画素を誇る。発表のニュース記事をみて驚いたのが、手ブレ補正効果が8段分になっている事である。これまで、ソニー機の最大の弱点がこの手ブレ補正効果が弱いことだった。その原因は、小型化するために小さなマウント径を採用したことにあった。
マウント径が小さいと、センサーをシフトさせて補正する領域が小さくなり、ボディ内補正効果が弱くなるのである。一種の物理的な壁なのだが、どうやってそれを克服したのだろうか。8段分の効果が得られるシステムの詳細を知りたいものだ。本当にそれが、効果のある補正であれば、他社の補正力を超えている。やがてソニー機すべてにそのシステムが搭載される事だろう。
また、α7R
VはAI技術の活用でさらに進化したAFシステムを採用しているという。新機種になればなるほど、AI技術は進化することはよく理解できるが、ニコンZ9やOMのOM-1をどれほど超えているだろうか。シャッターは、メカシャッターを搭載しているので、センサーの読み出し速度は、ニコンZ9には届いていないのだろうか。もっと詳細を知りたいところだ。
デジカメWatchのニュース
今日の写真は左が多摩川で撮った夕景、右が車窓から撮った夕焼けである。共にS5で撮影したもの。秋が徐々に深まりつつある。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:70mm シャッターS:1/80 F値:11.0 ISO:160 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:60mm シャッターS:1/200 F値:8.0 ISO:100 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
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