カメラ情報サイトによれば、R7を筆頭にキャノン「EOS R」シリーズが売れ続けていると言う。私は、キヤノン一眼レフ機のユーザーだったので、気になって「EOS R」シリーズには量販店で何度か触っている。私の評価は、あまり高くないが、よく売れているので、何とも釈然としない。
実は、売れている理由はよく判っている。それは、メカシャッター15枚/秒のAFC連写である。APS-C機でメカシャッター15枚/秒は、他社では真似ができないのだ。流石と言うしかない。キヤノンが動体撮影用に一眼レフから築いてきたシャッターシステムである。これをミラーレスのAPS-Cに採用した事は、頭を下げたい。
では買うのかと言われれば、ちょっとブレーキがかかる。問題は、レンズである。APS-Cに適したよい望遠レンズがないのだ。レンズは、フルサイズ用のものを買う事になり、値段がカメラ以上に高価なのだ。また、ボディの質感も私の好みではない。塗装が灰色で、仕上げも梨地ではないので、プラスチックに見えてしまうのである。また、搭載しているセンサーも新開発ではない。読み出し速度が遅く、電子シャッターではかなり歪むという。
R7を総合的にみると、やや古い尺度で作られたカメラに思える。それでも、野鳥撮影を趣味とするオジ様、オバ様の欲求を満たしている。割り切ってカメラを作るキヤノンのマーケティングの成果なのだろう。
今日の写真は、いつものように車窓から撮ったもの。道路の先の青空に浮かぶ白い雲が気になってシャッターを切ったものである。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:21mm(35mm換算42mm) シャッターS:1/400 F値:9.0 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G100 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:32mm(35mm換算) シャッターS:1/400 F値:9.0 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G100 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
0 件のコメント:
コメントを投稿