「野鳥を大きく撮りたい」それは、ほとんどのアマチアの願望だろう。私も、出来るだけ近づいて、大きく撮ろうとしていた時がある。ある機会に「アマチアは、野鳥を大きく撮りすぎる」との言葉を聞いて、ハッとした。それから、小さく撮ることを心掛けるようになった。
それでも、つい大きく撮ろうとすることがある。本能の様にズームアップしてしまう。一方、小さく撮る事は、周辺の環境、状況を入れる事になり、大げさに言えば野鳥の生活、生き様を写すことになると思う。
野鳥は、それぞれが必要な環境の中で生きている。その姿を撮るには、野鳥自体を小さく収め、周辺を入れて撮る必要がある。大きく撮る事が絶対ダメではないが、大きく撮りたい本能を抑え、時には知性を発揮して、小さく撮りたいものだ。
止まりものも、飛びものも構図の考えた方は同じ。ただし、飛びものは飛んできた軌跡の表現や、空の上や下に配置する方法がある。また背景と重ねて表現する方法もある。飛びものの方が表現の幅が広いような気がする。どちらにしろ、動き回るものを撮るのだから、トリミングで整える事は必須だと思う。
今日の写真は、多摩川で撮影したイソシギ。夏から秋にかけてよく見かけるシギである。
動画は、本文に書いたような内容を動画にしたもの。編集に手間取り、アップが一日遅れてしまった。チャンネルもここのところ、やっと調子がよかった頃に戻りつつある。夏場は、視聴回数、登録者数増加もドボン状態だったので、このまま好調に進んで欲しい。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:800 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC G100 ほか 使用レンズ:LEICA 9mm/F1.7 ほか |
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