2022年4月4日月曜日

G9 PROの動物認識AF


各社、新モデルの認識系AFの評判がよい。売れ続けているニコンZ9は、確かな追随性で話題になった。発売されたばかりのOMのOM-1も評判がよい。認識系AFは、AI技術なので新しいほど進化しているようだ。G9 PROの動物認識AFは、バージョンアップで搭載されたものである。



2018年1月の発売時は、人物認識だけだった。2019年11月19日のVer2.0で動物認識AFが搭載されたのである。そして、昨年2021年6月9日 のVer2.4で追随性、認識性能がアップされると同時に、1点AFの中に動物認識が呼び出せるようになった。このバージョンアップで、被写体が小さくても認識するようになり、実用性が高まった。

G9 PROの動物認識AFは、鳥も対象になっているので、上手く使えば野鳥撮影が楽になる。あまり高速な動きには追随できないものの、枝の中にいる野鳥でもかなりの確率で上手く撮れる。機種によっては、それが苦手なようだがG9 PROは得意と言えそうだ。

動物認識AFを効果的に使うには、フォーカスモードをAFCで使う事だと思う。動き回る野鳥なら、AFC+動物認識AFでシャッター半押しで野鳥を捉え、追随しながらよいと思う所でシャッターを全押し(連写の方が確実)する。これで高い確率で撮影できるはずだ。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、冒頭、左下共にG9 PROの動物認識AFで撮ったもの。枝の中にいるヒヨドリだが、AFは迷うことなくヒヨドリを認識してくれた。
動画は、本文に書いたことを動画にしたものである。撮影事例もあるので、動物認識に興味のある方は、見て欲しい。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)


『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:320
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G9とLX9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

0 件のコメント: