2022年4月12日火曜日

マイクロ4/3とフルサイズ


フルサイズでも、ミラーレスなら小型軽量にできる事から、数年前からブームになった。小型軽量で売ってきたマイクロ4/3は、もう終わったかのように言うプロまでいた。ところが、OM-1やGH6が発売されると、マイクロ4/3ユーザーは反応し、一気に売れている。



マイクロ4/3ユーザーは、このシステムがどれだけ優れているかを知っている。写り、解像など他のフォーマットより大きく劣るものはない。強いて挙げれば、高感度に弱いことくらいだろう。ボディとレンズを含めると小型軽量であり、取扱いがし易いシステムなのである。

マイクロ4/3はセンサーが小さいのに、ボディが大きいと言う人がいる。実は、マイクロ4/3のボディは、大から小まである。用途によって異なるのである。スナップ系は、レンズが小さいので小型である。スポーツや野鳥などの動体を撮るものは、大型レンズを付けるのでボディも大きいのだ。一面だけを見てボディが大きいと言うのは間違っている。

センサーのサイズは、フルサイズの1/4。よって、焦点距離は倍になり、レンズは小さくできる。望遠に有利なシステムなのである。私は、フルサイズのS5も使っているが、7割くらいはマイクロ4/3を使っている。やはりレンズを含めると小型軽量なマイクロ4/3の方が使い勝手がよい。写りもフルサイズに比べて何かが劣るようなことはない。更なる発展をしてほしいものだ。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、都立公園で撮影したヒドリガモ。もう北へ帰るべき時だが、まだ残っているものがいた。左下はG9で撮影したもの、右下はフルサイズのS5で撮ったものである。露出補正ゼロだが、S5の方はややアンダーぎみの露出になる。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:400mm
シャッターS:1/1300
F値:5.6
ISO:400
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:300mm(EXテレコン420mm)
シャッターS:1/320
F値:13.0
ISO:400
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ: LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO

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