フルサイズでも、ミラーレスなら小型軽量にできる事から、数年前からブームになった。小型軽量で売ってきたマイクロ4/3は、もう終わったかのように言うプロまでいた。ところが、OM-1やGH6が発売されると、マイクロ4/3ユーザーは反応し、一気に売れている。
マイクロ4/3ユーザーは、このシステムがどれだけ優れているかを知っている。写り、解像など他のフォーマットより大きく劣るものはない。強いて挙げれば、高感度に弱いことくらいだろう。ボディとレンズを含めると小型軽量であり、取扱いがし易いシステムなのである。
マイクロ4/3はセンサーが小さいのに、ボディが大きいと言う人がいる。実は、マイクロ4/3のボディは、大から小まである。用途によって異なるのである。スナップ系は、レンズが小さいので小型である。スポーツや野鳥などの動体を撮るものは、大型レンズを付けるのでボディも大きいのだ。一面だけを見てボディが大きいと言うのは間違っている。
センサーのサイズは、フルサイズの1/4。よって、焦点距離は倍になり、レンズは小さくできる。望遠に有利なシステムなのである。私は、フルサイズのS5も使っているが、7割くらいはマイクロ4/3を使っている。やはりレンズを含めると小型軽量なマイクロ4/3の方が使い勝手がよい。写りもフルサイズに比べて何かが劣るようなことはない。更なる発展をしてほしいものだ。
今日の静止画は、都立公園で撮影したヒドリガモ。もう北へ帰るべき時だが、まだ残っているものがいた。左下はG9で撮影したもの、右下はフルサイズのS5で撮ったものである。露出補正ゼロだが、S5の方はややアンダーぎみの露出になる。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm シャッターS:1/1300 F値:5.6 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン420mm) シャッターS:1/320 F値:13.0 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ: LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
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