多摩川は、2019年の台風19号で氾濫した。氾濫したのは、世田谷区と川崎市の一部。それを受けて、多摩川は各所で改修工事が進められてきた。それが未だに続いていて、各所で重機が動き、ダンプが走っている。先日訪れた堰堤も、冒頭写真のようにゲートを外して補修工事をしていた。
日本の多くの川は、都市部を流れるので氾濫すると厄介である。必ず家屋や人的被害に結びつく。春から夏、秋までほぼ一年中大雨を警戒しなければならない。かと言って、護岸や河床をコンクリートで固めて欲しくない。日常の川は、流域の生活者に自然を供給する大事な場所なのである。
多摩川で行われている各所の補修工事の詳細は知らない。できるだけ自然に沿った改修工事であって欲しい。それこそコンクリートで固めてしまうと、頑丈になっても自然は失われてしまう。自然生態系の維持に配慮した改修であって欲しい。
多摩川は、昭和の泡の浮く汚れた川から、今やカワセミが住み、サギ類が飛び交う自然豊かな川である。このままの自然環境を維持して欲しいものだ。
今日の静止画は、補修中の多摩川堰堤を入れて撮った夕景である。堰堤はゲートが外されているので、水の落下がなく寂しい光景だった。無事綺麗に補修される事を待ちたい。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:12mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/200 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:12mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/200 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90ほか 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6ほか |
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